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優しさのジレンマ

4/7に緊急事態宣言が発令された

そのまえからメンタルはボロボロだったのだけど

トドメをさされた

僕よりもスタッフがどうしたら正解なのか分からない状態が続いているのを何となく感じた僕は

融資よりも先にスタッフの休業を命じた

この言葉の順番は重用で

給料を100%保障するかわりに

休んで欲しい

結果論なのだけど

理美容は国に見捨てられた(という見方を僕はする)ので

やるも地獄

やらぬも地獄

そんな幕開けの4月だったと思う

日々、一刻と、

変わる状況

経営者のリテラシー

僕に限らず最大局面なのは言わずもなが

そこから店を一人でやる決心をして

オープンの時よりも不安&心配&

なんだ?

この気持ちは

「来てく下さい」

と言えない事の辛さ

「こんなときに」

「ごめんなさい」

どうして僕は謝られている?

違う、

自粛という言葉の魔法

楽しんではいけない空気

4月の空とは真反対の濁る空気

僕は4/8にお客さまだけにLINEをした

ありきたりなメッセージ

休業日でもなければ、通常営業でもない

ただの言い訳染みた僕の弱さがでたメッセージ

実はその数時間前にも何十件ものメッセージを頂いた

「閉めないでほしい」

「白髪が困る」

「唯一の場所が」

メッセージを送信した後にもその数倍のメッセージやスタンプを頂いた

多分

僕の心がぐらんぐらんだったのが伝わっていたのかもしれない

この3週間

一人で仕事をしている

朝の掃除から準備

シャンプーから全て

実にいい感じだ

そして、足りないピースがいつも心にある

有難いことに予約はいつも埋まる

通常の15~18枠のお客さまが4.5人になっているのだけど

「頑張って」

「乗り越えてね」

「開いててよかった」

その何気ない最後の一言に、はじめは涙腺が崩壊してばかりだった

多分、僕の余裕のないのが伝わっていたのかもしれない

あるお客さまは、ヘアカラーをしたあとに涙した方もいた

張り詰めていたのが伝わって僕も不覚にも涙してしまった

あくびをしたと誤魔化したけど

僕らの仕事は不要不急だ

東日本大震災で嫌というほど経験した

(あの時店を任せてもらっている店長をしたのだけれど、普通に戻る重要性の経営陣と心情が不安定な20代のスタッフをとりまとめる落とし処に苦労した)

今回はコンセンサスの方が経営者は苦労したと思う

うちは少ない人数なのでスタッフが方向を迷わないうちに

SNSでコロナに触れるのを禁止させて気持ちを落ち着かせて世の中をみるために休ませた

これがいいとか悪いとかではなくて

政府が言う生活に必要なんていうのは建前で信号よりコンビニより多い理美容を保証できないのが本音だろうけど

正直そんなことは心底どうでもいい

おじさん達が騒ぐSNSほど気持ち悪いものはない

景気が良い話も、自分の正義をふりかざすのも

今はやめた方がいいと思っている

いつだって賢い人は黙っていて虎視眈々と準備を進めている

その準備とは次の時代をどう生きるか、だ

もう元には戻らない

そんなことは中学生だって感じている

なんなら6歳のうちの娘だってもう気がついている

人は何かがなければ変われないのをコロナが表面化しただけだ

百貨店はAmazonがでたときに終焉がみえていた

みんな経験しているはずだ

公衆電話も紙も全て

良さと進化は同じベクトルではないのを知っているのに中々進めないのが人だ

美容師は、僕はどうだ

メッセージをくれた方も

Webで予約表をみてくれている方も

自分の髪を触ったときに思い出してくれている方も

このblogを見ている方も

僕はいつも与えられているばかり

励まされているばかり

支えられているばかり

いい加減強くありたいし

与える側にいたいのに

こんな非常事態こそ人の本質がでていて

マンツーマンで接しているからこそその人柄がダイレクトに伝わってきていて

本当に申し訳ないけど

申し訳ないくらい僕の事、ボレロビオのこと、スタッフの事を思ってくれている

優しさとのジレンマ

この局面で僕の次の一手はどう変わる

髪を切るにプラスできること

生きるためのマネタイズが1つだとと本当にこの先10年死ぬんだろうなぁ(遠い目)


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