僕は人生で1番調子にのっていた時があります
18歳、19歳、二十歳の3年間です
高校3年生になった時は僕を目の敵にしていた1個上の先輩方々が無事卒業を迎え消え失せた高校3年生
美容訓練校という美容室で働いている学生という何故か無敵に感じていた社会人1年生
調子にのっていた証しとしてバンドなんてもんをしていました。
高校生の時はSOPHIA
山形ではHi-STANDARD
東京にきてからはHi-STANDARD、ビークル、ハスキン
コピーバンドですけどね
無敵な気がしてました。何がって今思うと本当に分かんないけど
使っていたBacchusのベース、この前処分しました。
値段はいくらかついた気がしますが覚えていません
引っ越す度にこれだけは、と思って思ってきていた真っ赤なジャズベース
たまーにアンプに繋げないでハイスタ弾いて子供が足もとで騒いでいてその度に左の指先がもうベースを弾く指じゃなくヒリヒリになって
音楽を楽しめなくなった訳じゃないし
漫画も楽しめなくなった訳じゃないし
だけどどんどんと自分の心が離れていくのか、次のステップへ進んでいっているのか
学生時代の友達って学生時代の友達で。
学生時代からの友達って今でも友達で
“あの時のノリ”みたいなのは38歳にもなればもうできなくなっているけど、ずっと一緒の子は変化しているのがお互いに薄くてあの時のまま。(な気がしてる)
結局音楽もバンドも僕の中ではそうゆうことで、ずっと一緒にいてる訳じゃないのであの頃を超えられない。それよりだったら楽しいことも面白いことも増えて
過去とか思い出があまり好きじゃない僕は心がときめかないモノはそっと蓋をしてお別れしてるくらいには断捨離が得意。
この前は成人式で、僕も美容室で働きはじめこの春で20年が過ぎます。
数字を言うと改めてびっくりです
二十歳の自分にも、新成人にも特に何かを言えるような生き方も成し遂げたものもないので
これからも粛々と美容業に邁進していきます