12/30にて無事に仕事を切り納めさせていただきました。
今年の仕事目標である
①任せる②人と会う③休む
ですが
まずまずたったかな、と。
仕事的には月間数値目標とか、達成率とかだして可視化した方がわかりやすいしやりやすいんですけど
「熱」や「温度」のない数値なら無い方がマシなので
今のところは僕(と妻)でだけ数値は共有していて
それよりも自分の”在り方”みたいなものをどっしりと携えていることが、結果的に数値目標をクリアしやすいんだな
と体現した1年でした。
①任せる
は、色んな所で色んな意味に捉えられます
これは、ここは?このタイミングは?この内容は?
僕自信はあれこれ言うのが疲れるので判断全部させてます。
結果的には相性というこれまた数字に表しにくいものにはなるんですが、僕がオープンしてから一貫してスタッフに問いかけているのは【リテラシーを高める】ということ。
リテラシー低い人ほどやれない、やらない、責任がない。
だったら初めから任せちゃう。丸投げして責任は全部とってあげる。
クレームにしても失敗にしてもそのスタッフに責任なんてないんだから(こんな小さな組織では100%僕にあると思っている)
やり易いようにやってごらん、スタンス
積極性はその人の性格なのでとやかく言わない。
来年は任せるの質をあげていかなければ500は無理だろうなー量を上げれば400とかはいける気がするんだけどなー。質と量を両方が理想だけど依存になるとこわいんだよなーそれもリスクマネジメントか…
あ、独り言です。
②人と会う
僕が人生で嫌いな高校時代。このときの旧友と再会できて、独立前の病室(会社)のOB会に参加できて、人生に1つ彩りが添えられた気がします
人ってほんとうに蓋をしてる記憶ってあるんだと感じる事がおおい1年でした
反面、やはり会いたい人にはあっておこう。と
それは昔からの知り合いにしても、新しく知り合うにしても、お客様と美容師の関係を通り越した先にも
人を形成していくのは”周りの人”だったりしませんか?
中でも印象深い人をあげるとしたら二人。
一人は新年会で「あー!高橋さんでしょ!?中井さんの!!」ととんでもない初対面右ストレートKO喰らわせるようなインパクトで声をかけていただいたぴーちゃん。
中井さんって知り合いは千葉にしかいないのですがよくよく聞いたら結婚して中井になってたんでした
子供の年代も近くて何かと仲良くさせてもらっていますが
その仕事への熱量と先見性。普段のサロンワークの考え方、美容師と母と経営者でのバランスのとれた目線。行動力と結果、度肝抜かれました。すごい人は世に出てないだけでまだまだいるんだなー。
よくよく聞いたら東京で働いたところも、共通の友達も、なんで今まで出会わなかったのかくらいの不思議なご縁でした。
吉祥寺で夫婦で美容師しています。よかったらぜひ。
ちなみに最近は旦那さんのコウユウさんとは筋肉の話ばかりSNSでしています
夫婦美容師の一つの完成形と思っています
一人は地元の先輩。同じ美容学校で一つ上
気がつけば僕ら二人だけになってしまった上京組。
前に冗談半分で書いた記事があるんですが
大体合ってました
そして美しさには磨きがかかってました
何も教えてもらってないけどw
僕が感じ、実践しているのは「枠」を決めた仕事をすること。
力を入れる所と、判断力のそのスピード(回転)は本当ノロクソやってると生き残れない。
何で20代は近くにいたのに会わなかったかなー(1回くらい会ったかな?)
とか考えてましたが
その答えはこの前上京してから、トップスタイリストになってバリバリにやってた頃の話を聞いて合点がいきました。
一点集中で前のめりで、時には周りも傷つけてしまうんじゃないかって程に周りと歩調を合わせられない時もあって、それでもより高みへ。って人生の瞬間がお互いにあったのだと。
その時にまた再会していたとしても発展途上すぎてもしかしたらぶつかっていたのかも
人との出逢いって寸分の狂いもなく、その目の前に現れると思う
二人の美容師のお話をそれぞれ聞いて、僕の仕事のスタンスは間違いなく変化したし
結果的に300男はキープできるようになってきて
何となく自分の中でだけどまだまだ俺の方がカッコよくならなきゃなぁって思って。美容師でそれは何かって言ったら(美容師に限らず仕事ってそうだと思うけど)結果しかなくて
来年の目標はみみっちいこと言ってないでどーんと立てようって、本気で思いました。
独立してからは意識的に美容師同士の繋がりは倦厭してしていた所もあるけれど
共通の話ができて、高みへひっぱてくれる友達ってかけがいないです
世に出ない凄い人はまだまだ沢山いる
そんな事を感じた1年
③休む
前出のお二人の話にも繋がるのですが
自己犠牲の上に他者幸福って成り立たない気がして。
それでも今年は1回ダウンして1週間仕事に穴を空けてしまったし
まだまだ休日は月に5日ですが、来年度は少し定休日を増やして行こうかな、と。
子供が自分の子供である瞬間て本当に短いのだと体感していて
なるべくそうゆう時は母子家庭、父子家庭にならないようにして行きたいと思っています
あと、今年は何と言ってもロードバイクとの出会い
もともと好きでクロス、ピスト乗ってたり、ツール見ていたりしたのですが
人生には家族と仕事と趣味があるとこんなにも世界が広がり充実するのだと35歳にして感じました
これも休みを決めて時間を作れたからこそかな。
◾️まとめると
人生はそんなに上手く行くことばかりではないのは重々分かっている
その上でいかに(せめて自分の周りは)幸せに生きていけるか考えて行動して、しっかり結果に出して
一美容師としてお客様のヘアスタイルを通して
一経営者としてスタッフの社会保障と賃金
父として旦那として、家族の生活レベル
来年も引続き頑張ろうと思いました
あとは
日々成長をしてくれているアシスタントの二人
本人たちはどう思っているかわからないですし
僕らはプライベートまで仲良しとかでは全くないです
余計なことはあまり言わないし
タイプもみんな別で
僕自身のスタンスもあるけれど
本人たちも縛られずに、その上で「言わない信頼関係」があり
スタイリストとしての僕を引き上げてくれていると本当に感謝しています
それぞれ独り立ちする時は必ず訪れますが
大切な20代の今の時間を賭けてくれているので何かしらを1番近くで感じ、身にしていってほしい。
今年もありがとうございました
お休みの後は2018年高橋劇場もお楽しみに。