「aikoが好きです」って言うと
『あぁ、カブトムシの』って十中八九返ってくる
そう。カブトムシのaiko
そういえば妻ちゃんとはじめて話した会話も12年前
それもaikoがきっかけだった
aikoがずっと好きで歌も顔も容姿とか言葉とか全部(笑)
僕は20年変わらず好きなaikoのライブへいってきました。
実ははじめて。
aikoの歌を聞く、詩を聴く
つくづく僕は後ろ向きな人間なんだなぁなんて思ってしまうけど
そんなの36年も続けてきているので直す気もないし
後ろ向きながら前に進んでいるのでそんなのはもうどうしようもない
最近は後ろをむいても後ろはなくて
崖っぷちにいるみたいで進む度に崩れながら前に進むしかないみたいマリオの強制画面スクロール
色んな感情がごちゃごちゃだったけど
Tシャツは色違いで2枚購入
あとは待つのみ。
予定開始時間より10分ほど遅れて
ゆったりしたピアノソロが流れる
すぐに分かる。カブトムシだ。
歳のせいなのか涙腺がゆるい。
音楽に、救われたことがある人
少なくないと思う。
スーパーボールみたいに跳ねながら
花びらみたいにクルクル回りながら
少女ののように全力疾走して
時に隣で泣くように立ち止まり
うたう
aikoは
きっと妖精か天使か
多分そんなんだと思う
それでも、嫌なことがあることや傷つくこともあるって
「普通に」いそうな大阪のおばちゃん感
そういったのがファンの心をつかんで離さないんだろうな
『ライブをして、みんなに会えてここまで生きてこれました。ライブがなかったらどんな人生だったんだろうと思います。』
ライブの途中aikoがそんな様な事を言っていた
ずっと魂もってかれっぱなしだった
終わったあとにまたaikoをイヤホンから聞いてる
カブトムシって20年前の曲なのだと改めて
働きはじめて19年目の春。
ずーっとaikoが傍に勝手にいてる気がしてる。