日本が好きです
海外とか興味ないし、旅行も出来るなら日本国だけで良いです
日本には非常に良い文化が沢山、色濃く残されています
「お宮参り」「初節句」「七五三」「成人式」
時代によって価値観や形式はかわれど祝いの場であることに変わりはなく
何が正しいとかよりも、その祝うことや子を想う気持ちの方が大切なのだと感じています
それが僕と妻の価値観。
私も妻も美容師をしていて、またその節目節目に華を添えられるお仕事に誇りをもって日々、人に対して美容の業に対して向き合っています
■我が家の娘が七五三でした
仕事上、七五三にも関わることが多く、緊張感のある季節です。
一生に一度の場ですので、段取りから当日の気持ちまで「ヘアスタイル」と日本の最上級の正装でもある「お着物」は一日を左右してしまう程の力のあるものと思います。
ですので、なぜか身内の事となるとどこか人ごとで
神社の御詣りも、ヘアメイクも、着物も、髪飾りも、写真をとったりとかもその後のお食事会とかも
全ての準備に対して「あれ?どうやんだっけ?」なんて素人みたいな事を言っていたのが今年の夏。
今年は毎週3、4人の七五三の御支度をしていて
うちの娘ちゃんは絶対これ無理やろ…
って思ってました。
■親が美容師の七五三
ま、別にどうってことは無いです笑
ボブの娘はアイロンでくるっと内巻きにして
前髪はばっつり短めに当日の朝に切って
着物はおばあちゃん(僕の母)に着付けてもらい
全部リビングで30分もあれば余裕に終わらせます
(関係ないけど、出張カメラマンとか、ヘアメイク着付けとか、お食事とか
全部一括で頼めたら楽なのになー
来年自分の店で出来る事ちょっと考えようかな)0Oo
出発30分前に
「ようちゃんスーツなの?!えっ?!私じゃあ何着るの!?セットアップとかカジュアルに行くと思ってたのに!!」
とかなんとか着るもの無いとか何とか騒ぎはじめたの妻ちゃんの言葉は一切無視してました。あとこの日の為に用意していた娘の髪飾りは当日朝に壊れてました。泣きたい。
しょうがないのでレンタル髪飾りを使いました、つら。
おむつがすっかり外れている娘にトイレを聞いたら
「でそうになったらちゃんとパパに言うからだいじょーぶ!!」
で、案の定ご祈祷中に
「パパおしっこー」
教科書通りか。
抱っこで超Bダッシュで事なきを得ましたが着物で漏らすとか考えたら本気で焦ります
「低頭で祈祷を」の最中にカメラに気がついてみたり
太鼓にはしゃいでみたり
おなか空いた言ってみたり
自分の巾着に弟の赤ちゃんおやつせんべいと直ぐさま脱いだ足袋をいれてみたり
こんなもんか、3歳の七五三。
3歳のお祝いとか感じる間もなく、日々は過ぎていって
それはこんな特別な日でも同じで
笑わせてもらったり、怒ったり、泣いたり忙しくて
いつかこの写真を妻と二人で見ながら「七五三」の意味が分かるんだと思う
この日がなんで裸足だったとか
次の日にパパがぎっくり腰になって大変だったとか
生まれてからの3歳までそして多分するであろう7歳の日本髪の時も
思い出とか感傷に浸れるのはまだまだ先の話
だけど、ちゃんとこうして写真もログも残していってあげたい、それだけ。
愛でしいが止まらない34歳のパパからの。