サロンワークやヘアスタイル

【ハイ透明感】プロマスターアプリエでアクセントカラーを大胆に【グリーン】

ヘアカラー大好きなおじさんです。
まだまだ上手くなりたい一心です

上手いって何ですかね

僕の、今の所の「上手い美容師」ってお客様を“おぉーっ”て思わせられる美容師何じゃないかと思っています。

プレイングマネージャーって案外シンプルなのかもしれません

■今日もヘアカラー【プロマスターアプリエ】

ハイ透明感の色濃く透けるヘアカラー
中でも異彩を放つコントロールカラーの部類に手を出してみます

※コントロールカラーとは、より色の幅が広がる原色系の(他にもありますが割愛します)カラー剤で通常は10%〜50%をミックスさせてトーンをコントロールする為のカラー剤
別名:アクセントカラー、ニュアンスカラーなど。

トーン(彩度、明度)を少し混ぜただけで左右してしまう、使いこさなせば最強レベルなカラー。
最近のカラー剤は何度も言うように“簡単に”なっているので調合をミスってもそれなりになるカラー剤が多いように感じます。
一昔前なんてブルーブラックの1レベル(もの凄い濃い、強い、怖い)を数グラム単位でアッシュ系カラー剤を作っていたのに…うぅ…。

新カラー剤のコントロールカラーも非常に優秀でアッシュ系を作るときなどは重宝しています

さてさて、正直アッシュって何とでもどんだけでもなるし

今日はグリーン(緑)を使用していきます

ふふふ

しかもグリーンのみ。単品一発ドーン、です。

若干の怖さがありますが、僕がこのカラーで見たいのは
色落ちの経過と色持ちです

そんな時はスタッフを召還します
モンスターボールですぐに捕まえます

言葉選びが分からなくなってきましたね…

いきましょう

 

BEFOR
DSC_1855

この状態から
“グラデーションのベースは作ってある”
“グリーンを使うのは既に染まってある所のみ”
“新しく生えてきている所はグリーンとブラウン系カラー”

 

カラースペシャル美容師としては真面目にミックスなんてする気は毛頭ありません
単品一発でございます
そんなときは「大丈夫!何にもしないから!ちょっとだけ!大丈夫!!」などと嘘臭さ200%で調合教えずカラーリングです

↓ ↓ ↓

AFTER

DSC_1860

ヘアカラー直後の何もしていない状態。室内(外は晴れ)
淡くグリーンのグラデーションになっているのが分かります

 

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光を当てた状態。
艶は言うまでもなく◎
色の濃さ、彩度共にアンダーのオレンジを全く感じさせないMAXのグリーン

 

 

DSC_1864

光を透かした状態
透明感が出ていますがグリーン感はより見えます
“色濃く透ける”状態です

 

 

dsc_1867599311120

外にでて純粋な髪色を見てみます
グラデーションの淡さと、彩度の強さがより際立った仕上がり

 

 

■コントロールカラー単品

めっちゃ強いですね、やはりと言いますか
色濃く透ける。の代名詞かのようにしっかり発色してしっかり透けます

ブルーのみで染めたときは青と言うよりかは黒味がかったシルバーのような仕上がりでした。
グリーンは本当に緑です。

日本人の赤茶てくる黒髪への相性は反対色の青や青紫系は上手い具合にくすませて(アッシュになり)
補色であるグリーンは絶対負けない!!的なアプリエ様の意思を感じずにはいられません

色が濃く、透けますが
肝心のリフトアップ(黒髪を明るくする力)はさほどないのもコントロールカラーの特徴ですかね。
アプリエ他のシリーズに比べて。

■肝心の褪色は?!

4日後、1週間、2週間と見ていきましょう。

透けるカラーデザインの特徴は光によって左右されやすいので、同じ時間帯で撮りましたが天候の違いにも違いが現れます

 

AFTER 2days

DSC_1872
2日後
出勤してきた朝の時間帯(外は曇り)

まだまだ毛先にグリーン感は残っていますが
いい感じの“くすみ”感が出てきています

アッシュには出せないニュアンスですね。

 

 

AFTER 7days

DSC_1878
1週間後。
同じく朝の時間帯(外は快晴)

良い

いい感じです。
好きです、このオリーブ系の色。

ただ一週間でこれははやいかなー(色の抜け具合が)
コントロールカラー単品だと一週間でこれは納得できます。

 

 

AFTER 12days

DSC_1929

こ、これはもはや抜け切った状態なのでは…ww

グリーン、オリーブ、マットと言った感じがほぼなくなってきました

2週間目前でこれかー
わかりました

 

■また勝手にまとめます

当たり前の話をします

カラー剤は基本となる「ベース」があり
リフト、UT対策、補色、加色、クリア、濃度コントロール、と
色を混ぜて使用する事が多いです。
(※本当は混ぜない方が良いと思いますし、僕も大体2色、混ぜても3色しか混ぜません。色は混ぜる程濁るので)

コントロールカラーはその名の通り基本となる色(カラー剤)を自分の好みや髪の状態によってトーンコントロールする為に用います。
今回のような単色使いはほぼしませんw

じゃあなんでやったのかって「知りたかったから」です

メーカーさんの知識も、これまで培ってきた経験も技術も
一旦ゼロにして「どうなるのか」という自分の手と目で確認しないと気が済まないんです

その上でベストをどこに持ってくるかで薬剤の調合が変わる事が多々あるから。

色持ちが重要なのか
褪色の過程がどうなるのか

カウンセリングも大切だけど、薬剤を用いた施術はプランニングも大事
僕はそうゆうスタンスの美容師

何となく綺麗に染まるから、じゃ市販のカラー剤にヘアカラーを売りにしている美容師は喰われる日もそう遠くないと思っています

忘備録として。


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