美容師的な話

長くて題名つけられないけど何となく思ってることと自戒

毎週末はぶっ倒れてます。
疲れてるのに週末はアドレナリンが出まくってる35歳おじさんです

夜に何かを書くと突然降り注ぐ厨二発想が止まらなくなるけれど
一度オーナー美容師4年目として自分の今の考えとか行動とか、整理しとこうと思います

3年は「あんな事言ってたな」ですまされるけど
5年、10年経って結果として残せていないとただの痛いヤツになってしまうし
痛いおじさんは凝り固まっていて周りももっと厄介になっていくので。

いつだって適応し生き残って
繁栄はしなくとも堅実に豊かに生きていたいので。

■面白く生きていきたい

これではその面白いってカットが上手くなるとか、ヘアカラーで分からない事なくすとか、デザイン、ケミカル、エデュケーション、マネジメントに
って美容師イッッ直線で

逆を言うとそれに当てはまらない後輩(時には先輩)も排他的な目で見ていたし実際技術教育の総括の立場になった頃は人に対しての押しつけが凄かったと思う。
組織にいれば多少なりともそれは必要だけども人の本当の活かし方を知らなかったと思う。今でもそうだが。

当時の自分は面白くなんて上辺だけで今に比べたら全然面白くないやつで。何か違いを振り返れば僕は人(スタッフ、後輩)に興味がなくなった。
その人の美容師人生に自分がどれだけ注いでも、何も返ってはこない。返ってこないどころか奪うだけになってしまう。
それならとことん自分で美容師を満喫するしか無い。

僕には何かといえばサロンワーク。目の前のお客様が全てになったし、そうした。

勉強はしたけりゃするし、上達を必要と感じていれば練習すると思う
僕がコンテストで入賞するまで10年かかった所で周りは驚く程変わらなかったのは事実だ
根本の人の気持ちのところへ先輩、店長、オーナーが介入しても何一つ変わらないし変えられない。

例を出させてもらえば僕のサロンはエデュケーションシステムとキャリアパスプランは僕の知る1店舗の周りと比べたら例をみない程しっかりしていると思う。

ただ、それだけだ。

やろうと思えば1年半でスタイリストになり、3年で年収600くらいはいける(給与体系)
例えば25歳の同級生で大学新卒2年目と比べたらそれなりに良い方でないかと思う
勿論週休完全2日で営業時間も9時間程。社会保険は完備。
6年で自分の店舗を持たずに独立もできて、もっと時間を自由につかえ収入を倍にする事も出来る

僕が出来るのはそこまで。環境を作る事だけ。

やるかやらないかは後は自分次第。スタイリストの最低保障は310かな、今の所。
デビューを早めれば早める程本人にも良いだろう。と言うのは経営側の勝手な妄想だったりする。実際はそうなんだけれどそれが本人の幸せとは関係は一切ない

僕はいつでもスタッフが全員辞めても良いと思って振り切っている
厳しくしないけど優しくもしない
同じ事は2回言わない。言うだけ疲れるのはこっちだからだ

もし、だったら、れば
って最近は頭の中を過らなくなったのは
毎月“気持ちが悪くなる程の”現場と経営を切り盛りしていながら
僕の性格で結局なる様にしかならないし、そんな事よりも自分の中のブレない芯があるからなのかもしれません。

昨年のスタッフの夏休み、最後の1人が終わって
実は一人目の夏休みの前に、起業をしてはじめて自由に使える“3万円”があったのだけれど
自分への小銭よりも、カッコつける事を選択して
夏休みを前にしたスタッフに「お小遣いだよ」ってあげてしまった
判断としては正しくない、絶対に。
マンガも買いたいしロードバイク用品買いたいし呑みにもいきたい
しかもスタッフは僕と妻を抜かしたらあと四人いるのでどうしようか家族会議ww
(結果全員に僕のポケットからだしてあげたww死ぬかと思ったw)

3万円なんて、大きい金額なのか小さい金額なのかはその人の価値観であるのでどっちでもいい

ただ僕にとってはとてつもなく大きい金額です笑

経営者と従業員を繋ぐ唯一のものは「お金」だと思っていて
自分が小銭儲けるより、だったら与えた方が楽。
人生望んだり、奪ったり、求めるより、与えた方が遥かに楽

環境も価値観も、背中も技術も
それでいて辞めて違う人生もあり。一生僕がスタッフを雇っているなんて考えずらい。
ただ一緒に歩んでくれるなら与え続ける。

そんなポンコツで遠回りな考え方

自分に入るお金をいち早くと考えているオーナー美容師はとっとと潰れていけと僕は思っていて
(社保入っていないクソ経営者は論外)

20代は色んな人に出会った。良くも悪くもスタッフとして出会った人数は200を超えると思う
その1つひとつ1人ひとりが僕を考えさせてくれた

今30代半ばになって「価値観違うっきゃしゃーないっしょ」と器を少しだけ大きくさせてくれている。

ははは

■僕の戦闘力でどこまでいけるか、僕が一番見てみたい。

美容師の戦闘力を表すときによく使われるのが◯◯万
なんて言葉を使います
簡単に言うとどれだけのお客様に支持を頂いているか、という数字を可視化したものですね

現場感で言えば生産性やアシスタント数、経営をしているなら粗利なんか大体把握できたりします
あ、社会保険入ってない美容室なんかは置いときます。

で、独立して3年現場(スタイリスト)をやってきてみて
大体自分のキャパシティが把握できるようになってきて
自分の戦闘力を把握したってことですね

自分は”何て普通な美容師なんだろう”とか悩むこともあるわけです、
2秒くらい。(考えてない)
僕はそれよりも目の前のお客様の為の笑顔だったり、華を添えられるような美容師である為に日々アップデートとインプットを怠れないわけで戦闘力は天下一武道会1回戦敗退でも構わないわけです

このまま5年、10年続けられていければそれほど凄いこともないのですが
「もうちょっと輪を広げられないかな」と考えてもいて
自分の声が届かない範囲までは広げるつもりもないけど
もう少し広げられる、やれる感覚があるんですね

その輪ってゆうのは美容師やってて豊かに生きれる、とか
人生生きてく上で余計な悩みとか不満とかなくて
ワンランク上のものを解決していけれる
ここ(ボレロビオ)で良かったってゆう
そうゆう輪を広げれられれば、もっとお客様に還元していけるものが沢山あるのになぁって

得意の余計にごちゃごちゃ考えてしまう癖を発症していて(笑)

結果何だかんだで人なんですよね

仲良しこよしじゃない、依存しない
ボレロビオの美容師、ってゆう人がどれだけいるか

話戻るんですが
僕の戦闘力はフリーザ第3形態から中々あげれなく
(悟空でいえば界王拳20倍くらい)
スーパーサイヤジンにすらなれない

■求人出したら反響がすごかった

求人を出して反響がすごったのは何でかわからない(フリをしている)

何十万かけて求人出してる会社さんとは僕と価値観が違うだけで
実は僕なりの答えがあって、それが形となって心の中で「やっぱりな」って確信になってるけど
そんな耳くそみたいなものは来年には答えでも何でもない過去の産物だから

やっぱり自分がアップデートしてくしかない。

 

面白いことって何をやるかよりも誰とやるかの方が重要で

僕はやっぱり人だと思っていて

そうゆう風に生きていたいから一緒に笑える仲間を増やしてもいいかななんて思って求人出しただけ

経営者と従業員はお金で繋がっているけど
夢や希望も語るのは嫌いじゃない。
しかし僕がやらなきゃいけないのは従業員に明確な「未来」を見せていかなきゃって思ってる2018初夏

 

 

あー長い。もう文章の起承転結とか見返せない。

最後まで読んでくれてありがとうござました。

とりあえず来週気合い入れなおしてきます。


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