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羽生の友だちに会いに行く130㎞ライド。

休みの朝は自転車で、昼は家族でランチして、午後は子供と遊びながらお買い物して。

そんな普通な時間が最近はたまらなく大切な1日です

前日は子供たち3人をお迎えに行って
3番目と一緒に寝落ちしてました

家のこと何にもやらないで。すまん妻ちゃんよ。

■自転車の朝は今日も早い

今日の目的地は埼玉県羽生市。

肌寒いので防風対策でウィンドブレーカーを着て出発。

ちなみに下の写真は一人で車のワイパーに乗っけてタイマーで撮っています
結構マヌケです

自転車買って、一番初めに羽生に行くと言いながらここまできてしまったのは
「田舎の方が走りやすい」からで
羽生までは中々大きい道路を通らなければいけなかったりで行くのを躊躇っていましたが

僕、来月山形に行こうと思っていて
その試走として(羽生は通らないけど)途中の道を覚えるために朝ひとっ走り行こうと。

羽生は僕の友達(幼馴染み)がいて。着く頃は仕事もしてるだろうし、また職場に茶々入れに行って帰ろうかなーくらい
サラッとした気持ちで思っていました

前も書きましたが、夕焼けよりも断然朝焼けの方が好き。

車もいないような薄暗い空が明るくなっていく、ここは確か荒川だったと思います

自転車に乗って、時速で25キロとかで平地を走って
ゆっくり景色を堪能する余裕なんてなかったのが最近は“走ったログ”として自分が見た、感じた景色も撮れる余裕が無いとと

余計なことばっか考えて走ってます。

ちょっと前は走ることに、漕ぐことに一生懸命で考える余裕もなかったのでまぁいい事なのか?しゃねげんどな。

■一人で走っていると、いつも思い出すのが小学生時代にやっていたクロスカントリースキーの事。

僕はそのクロスカントリースキーが嫌いで嫌いで。

何でやってたかと言われたら「スポーツは好き」ただ「他の選択肢が無かった」から。

考えられないような田舎(山間)生まれ育ちの僕はがむしゃらにやっていた他の人とは違い、ひとり孤独な山の中をスキーで走るってスポーツに何の楽しみを見いだせずに辞めてしまった思い出があり

何だろう、僕は一つのことをやるとズーっと続けるって事が当たり前な性格かもしれなくて
良くも悪くも逃げればいいのに、そのことが悪い事のように思ってここまできてしまって
仕事も部活も学校も。
あの頃が役立っています!!とか1mmもないんです。
ただその頃から一緒の友達は今も1番の友達だから、それだけで良しとしましょう。

そのスキーって小学生ながらスピードと持久とパワーがいるスポーツは
僕は冗談じゃなく大会に出るとビリか後ろに2、3人しかいなくて
だけども多分6年生だから、という教育と建前な理由でリレー(団体戦)の選手に選ばれるわけですよ。選ばれないのも嫌だけど、選ばれるのも嫌で(笑)
年下から「よーすけくん遅いけど6年生だからえらばれでんだぜ!」って面と向かって言われる少6の子の気持ちって分かります?笑
男の子なんて何も考えないで言ってるのわかるし、僕も何も言えないし

ロードバイクって何となーくスキーに似てるのかなー、何て思っていて
(もちろんプロのそれぞれは全く違うの分かります)
走っていると重なるんですよね、ヒルクライムとか自転車で山登ってたり、平坦ダッシュのスプリントしていたり、なのにバカみたいに長い距離をアップダウンで、極めつけは独り。
辛いだけじゃんwww
とか思っていた似たような2つのスポーツを30年も経ってまた1から始めてる。

いまだに覚えているのは、僕の地域すごくスキーが強いところで
団体1位、個人でも表彰台は必ずいるスポーツ少年団

ある大会でメンバーに選ばれた僕は最終走者だったんですね
ところがどっこいとんでもない貯金をもらってスタートしたのにすっこけて2位(笑)
いや全然笑えないんですけど
多分ずっとスポーツしてるけど、ゴールしたのにあんなに泣いたの最初で最後だったかもな

それ以降表彰台にも上がれなくて、僕らスポ少の冬は終わり。
僕はスキーを辞めて、同じメンバーだった彼らは県を勝ち抜き、東北大会でも準優勝、と言う漫画で見たようなストーリーがあって。
雪山は遊びでも懲り懲りな僕はそれ以降バスケに目覚めてヘラヘラして今に至る、と。

本当に何のきっかけとかなく、自転車にのめり込んで
毎週朝早くから山登ったり長距離走ったりして
それが今度は山形まで自転車で帰るとか本気で思ってトレーニングしてる

余計な事考えながら一気に休憩なしで70キロ走ってまだ7時前なのに、友達の家に着いてしまった。

子供もいるのに、それでも気兼ねなく「ごめんねー朝早くからー」って凸れるのは奥さんの人柄に違いない。
毎回ごめんねw

念願の子供を抱っこさせてもらいました。

生まれた時は友達にそっくりだったけど
今は奥さんのお母さんに笑った顔が似てる

いきなり早朝から現れたおじさんにびっくりさせてしまいごめんね

朝からビールを用意しててもらい、この後もあるから一本だけw

結構久しぶりだったんです、会うの。

お互い子供が生まれたりして、近くても休みが違ったりして
20代みたいに年2回は2泊でどっか行ってたりしなくなったし(大体呑んでただけ)
お互いの休み関係なく凸ることも少なくなったし
羽生の寂れたキャバクラに行くこともなくなった

それがこんな朝早くから自転車で肩並べて走る。彼はただの出勤だけども。

3年間タクちゃんとユウタとハル君と僕とでチャリ通してたのが20年以上前

一瞬だけ心がゆるっとなって、ゆっくり来なかった自分を少しだけ恨んでまた帰りの60キロを走り出します

いつも大切な誰かに会う度に思う

使って疲れているのは身体じゃなくて、気だったりする。

 

僕はよく「価値観」と言う言葉を使います

仕事をする上や普段生きている上でそれがズレていたり違っていたりするとあまりいい事がなくいい結果もない事が多い。
また余計なことが増えて双方気を揉んだり苛立ちにつながる事が多いから

でも本当の友達って、価値観なんて全然違うくて
それでもお互いを尊敬しあえる、認め合えるような
一緒にいて笑っていられる人のことを
利害関係なく一緒にいられる人のことを言うんだと思いました。

そんなこと気がつくのに35年もかかってしまったぜ。

 

来た道よりも少しだけ近道で田舎の一本道をただただ走る。

僕が生まれ育った景色に似てる
違うのは山が見えないことくらいか

関東平野とはこのことかぁ

ここまでで実はまだ朝の8時半

1日長いね

でも山形はこの6倍はあるし
子供妻も待ってるから(多分)

午前中に帰るぜ!って一生懸命帰りましたとさ。

登りでいつも歩いてて、下りですっこんで、自分のペースでしか走れなかった。
身体能力も人並み以下でいつかのビリッケツだった自分を競争ではなく、超えたいんだと気づけた

小学生の自分に、諦めるな!超えろ!とか言っても分かんなかったろうから
今でよかったかな。

山形に帰るのも、自転車乗ること自体、超えたいんだと気がつかされました

130キロだけど獲得標高800なので膝も痛くない、体も余裕あり。

再来週行くからな、待っててね。


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